鬱病の初期症状から心療内科に行くまでの話。うつ病かな?と思ったら読んでください!

鬱病の初期症状から心療内科に行くまでの話。うつ病かな?と思ったら読んでください!

こんにちは、今日も働くアラサー女子のコペルです。

ただいまですね、私のキャラの根底を覆すような由々しき事態になっております。
なんと私、働いておりません!
仕事の蓄積されたストレスが限界に達し、先日、心療内科を受診しました。

この記事では、鬱の初期症状を自覚していて苦しんでいる人や心療内科を受診しようか迷っている人に向けて書いています。
自分を大切にするきっかけになれば幸いです。
あなたが壊れても誰も責任は取れません。
自分の身を守ことができるのはあなたしかいません。
今まで十分に周囲のことを考えてきましたがら、この記事を読んでいるときくらい自分ファーストになってくださいね。

もしかして鬱病かな?と自分で認識するまで


まさか自分が鬱病になるわけがない、と思っていました。
人生には大変なこともいっぱいあるし、誰だって落ち込むときもある、ただ今はちょっと元気が無いだけ、今は大変だけど時期が過ぎれば大丈夫と。
私はそんなことを自分に言い聞かせて頑張っていました。
その行為は、ひたすら自分の心(インナーチャイルド)の声を無視して突き進むものでした。

無性に涙もろくなる、1人でいると涙が勝手に出てくる

しかし、ある時から1人でいると無性に涙が出てくるようになりました。
本当はこんなことしたくない、投げ出したい、と胸の奥からじわじわ…
それが、食器を洗っているときだったり、お風呂に入っているときだったり、涙が自分の意思とは関係無く溢れてとまらなくなりました。
病んでおります、わかりやすく><
私はストレスの吐口を涙として放出するしかできなかったんですね。

朝起きるのが猛烈にしんどい

とにかく朝起きるのが辛かったです。
人生を楽しんでないからしょうがないな、と原因は自覚していました。
朝は睡眠で英気が養われて最高の状態なはずです。
最もフラットでまっさらな状態の朝が不快感で溢れていると感じるのであれば、素直に人生を見直してみてください。

原因不明の体調不良


私の場合、腹痛とか、鼻血出たりとか、普段は無いような身体の異常がありました。
一度、内科でも検査してもらったんですが異常無し。
おそらくストレス性でいくら検査しても原因は不明なんだろうなと思いました。

それから外耳炎が酷くなりました。
耳が痒くて荒れてしまう病気。
聞きたくないことだらけ!!と耳が訴えている気持ちは感じています。

思考力・集中力の低下

仕事でありえないようなミスをしてしまう自分に、限界を感じていました。
能率は落ち、時間はかかり、クオリティは低い、周りの時間を奪ってばかり。
このときから、普段の自分では無い気がしていたので、鬱の症状かなと思うようになりました。
また、上司の話している内容が頭に入ってこないというか、理解できなかったことありました。
「ぇ?何がわからないの?」と尋ねられても、何がわからないのかがわからない(笑)
頭が混乱して理解できないし、自分の考えを段取りを立てて話すことが難しいのです。
ぁ、もうこれ隠しておけないなと思いました・・;

自殺願望を感じるように


思考力、集中力が低下していたときから「死にたい」という感情をはっきりと自覚するようになりました。
死にたい、消えたい、病気になりたい、交通事故にあいたい、悪いことして警察につかまりたい
お目汚しすみません!
こんなことを毎日考えて1人で苦しみながら泣く、泣き疲れて寝る、ベッドの中で繰り返していました。
私は今まで死にたいと思ったことが無かったので、自分が異常な状態なことをこのときからはっきりと自覚するようになりました。


鬱かなと思ったら、自分で抱え込まずに誰でもいいから相談しよう!

相談

鬱が原因で退職したいって周りにも伝えづらいよね

相談
私の場合、鬱となった原因は仕事が主だったのですが、「もう限界!」、「仕事やめなきゃ!」と思っていた矢先、私は仕事の同僚にまず打ち明けました。
ドキドキしましたよ!まさか私がそんなことになっていたなんて同僚は知る由も無かったでしょうから。
周りにも迷惑かけるしね、でも逃げないと自分が本当に死んでしまいそう!背に腹は変えられないという勢いで相談しました。
幸いにもとても良い人だったので「大きな世界と比べたらとても小さい歴史の1コマに過ぎない、そこまで思い詰めるくらいだったら逃げていい、明日一緒に会社に言おうか?」と親身になってくれました。
私はお礼を言って、次の日に自分で退職の意思を伝えることを決心しました。

鬱と伝えて即休職することに

鬱症状があるので仕事をやめたいと上に伝えると、まずは1ヶ月休職しては?ということになり、次の日から即お休みすることになりました。
あんなに忙しい渦中だったので、こんなに簡単に休めるとは思いませんでした。
私は従業員10人以下の小さな会社に所属しています。
そんな小さな会社でも、ちゃんと仕事を引き継いで分散させることはできるので、休めないと思い込んでいる方は、風邪でもなんでも良いので1日休んでみてください。
あなたがいなくても仕事は誰かが代わりにやってくれます、でもあなたの家族や友人にとってあなたの代わりはいません。



大連休を手にするもテンションは低め

毎日が休日というメリークリスマスみたいな状況が突如やってきました!
普通だったら、ヒャッホー!!\\\\٩( ‘ω’ )و ////遊ぶぞー!という無双モードに入るじゃないですか。
でも私は全然気持ちは盛り上がりませんでした。
とにかく、ほっとした感じです。もう仕事のこと考えなくて済む、頑張らなくていい、安心感をじんわり感じていました。
それでも泣いてばかりでしたね。
油断すると悲しい妄想の世界に引きづりこまれて涙が止まりませんでした。

とりあえず心療内科予約しよ

3日くらい、ぐずぐず&だらだら過ごして、心療内科の予約を取りました。
一応、診断書とやらをいただいた方がいいみたいです。
私の予約した心療内科は初診は予約制で1週間待ちの状態でした。
人知れずメンタル系のクリニックに通う方は多いんですね。
日本では年間3万人が自殺しているので、まぁ、そうですよね、、、、。
病院は口コミ等を参考に慎重に選んだ方がいいです。
合う合わないもありますからね。

初めての鬱治療、一体どうすればいい?


私はゆっくりぐったり寝ているのが鬱の治療だと思っていました。
それも状況によっては正しいんですが、嫌なことは極力しないで好きなことを思いっきりするのも鬱の治療になるみたいです。
今や色々な方面から怒られるかもしれませんが、自分に対して、鬱は甘えとか、家事くらいはしなきゃとか古い意識を持っていました。
(周りの鬱の人に対して決してそのような考えは強要しませんが、こと自分になると厳しくなってしまう…><)
でも診療内科の先生から、「家事も旦那さんに任せておけばいい、とにかく嫌なことをしないこと」と言われ気持ちが楽になりました。

ドキドキ!初めての心療内科受診

心療内科やメンタルクリニック、精神科を受診することってやっぱりハードルが高いと思います。
自分が病んでいる、負けている、脱落した、何かが欠落していることを認めることになってしまう感覚が私にはありました。
でも、とりあえず事務的に会社へ提出する診断書をいただこうよ、という感じで旦那に付き添ってもらって心療内科に足を運びました。

医師の診断は30分くらいだったと思います。
今の状況から生育歴、体調面の質問など数十の質問をされました。
世間話かなと思っていましたが「実は今まで簡単な心理テストをしていたんですけど」と医師から明かされたときは、マジかよ!先生かっこいい!と思いましたね(笑)
休職期間に入って少し改善しているものの中程度の鬱症状と診断されました。
同時に休職期間を明記した診断書を作成いただきました。
たしか4ヶ月程度。

鬱病は幸せ物質セロトニンが欠乏している状態のことで、しっかり薬も処方されました。
私は仕事をせずにのんびりしていたら鬱症状は治ると安易に考えていましたが、医学的にしっかりと医師から鬱について説明され、真面目に薬を飲んで治療しようと思いました。
幸い私に処方された薬は依存性の無いものでした。

処方された薬はまじめに飲もう!飲酒もやめて!

薬なんて飲まないでも私は正常なんじゃないかな?
今日も夕方からお酒飲んじゃお〜♪( ´▽`)

鬱治療を始めた人にありがちな思考です。
ぶっちゃけ私も最初思いました←
でも調べてみると、自分の判断で処方された薬を飲むことは危険みたいです。
そもそも医師の出すお薬はドラッグストアで購入できるものではありません。
素人が手軽に手を出せる薬ではないのです!

また、飲酒や喫煙は控えめにしましょう。
一時の快楽はgetできますが依存性があるので禁煙禁酒が望ましいです。
どうしても好きな人は精神を安定させるためにも量を少しずつ減らしていきましょうね。

鬱治療中の生活はどんな感じ?

私の場合、とにかく眠かったです!!!
何時間でも無限に眠れる状態(笑)
食事とトイレ以外はほぼ寝ていました。
お風呂は2日に1回ペースでしたね><
特に薬を飲み始めの頃は、体が怠くて、頭がボーッとして、シャキッとした生活がまともにできませんでした。
でも薬を飲んでから、悲しい鬱の世界に引きずり混まれることは無くなりましたよ。
無性に泣きたくなるあの衝動も無くなりました。
人間の信念というか精神は薬でいとも簡単に変化するんだなと他人事のように感心しましたね(*´-`)

2週間くらいしてきて、薬が慣れてきたのか、眠気が治りました。
でもまだ、遊びに行ったり、芸術を観賞しても、心から楽しい!感動!と思えませんでした。
集中力も無く、あんなに好きだった読書も5分、10分続かない状態です。
頭もあんまり働いて無くて、物の名前がなんだっけとか、トークのテンポが普段より遅いなと感じていました。

やっぱり会社は退職することに

日記 ブログ ライティング
そんな鬱治療、休職期間を3ヶ月続けましたかね。
自分は鬱だと思った段階で会社にいるのは相応しくないし辞めようと思っていたのですが、会社のご厚意で休職をさせていただいていたのでした。
ある程度、読書や食欲が湧いてきたとき、薬に頼りながらもまぁまぁ正常な判断ができる私はいると思ったので、すっきりした気持ちで改めて退職の意向を社長にお伝えしました。

復帰したとしても、また働きまくって繰り返しになる><
私も本音ではこの状況から逃れたいと思っていたし
強制終了!!!天界からのストップといいますか
鬱にならなかったら、あの四六時中仕事づけの日々から抜け出す方法は自殺か犯罪して逮捕されるか、事故に合うか、突然引きこもって退職代行をお願いするか(笑)しかなかったと思うんですね。
そういう意味では周りにたくさん迷惑をかけたけど、鬱になって良かった、私のハートも働きに感謝している自分の存在を少し感じるんです。
退職の手続きが始まって、ほっとしている自分がおります、、、

私はもう少しゆっくり休んで、自分のペースで働ける環境から社会復帰しようと思っています。
またブログの更新も少しずつしていきますね。
それでは、長くなりましたが近況報告でした!!!